開腹手術の入院から退院まで【入院3日目・術後1日目】

開腹手術の入院から退院まで【入院2日目・手術当日】の続きです。
長い夜が明けました。

入院3日目・術後1日目

窓の外が薄っすらと明るくなった気がするあたりで、看護師さんが検温に来てくれました。同時に、パラマウントベッドを操作し、20度ぐらい体を起こしてくれました。

窓の外は雪・・・東京でも雪が降った日でした。

「今日から歩きますから、起きる準備しておいてくださいね。」

起きる準備とは、パラマウントベッドで、なるべく90度に近い状態まで体を起こす事。

え?昨日手術して、今日起き上がって大丈夫なの?
確かにいろんな人のブログで「次の日から歩かされる」って聞いてたけど…

念願の水と、起きる準備の重要性

ちなみにここで、お水補給が許されました!!
ヾ(*´∀`*)ノわーい!!

ストローが挿せる蓋付きコップで飲ませてもらい、一息。うめぇ。水がうめぇ・・・!!

さらに「起き上がって数メートル歩ければ、尿道の管を抜く」とのことで、早速チャレンジする私。
しかし、立った瞬間から急な吐き気に襲われ、1回目のトライは断念。
以外にも、目眩の自覚より吐き気でした。

やはり、ベッドでなるべく起き上がっておかないと、いきなり立って歩くのは難しいそう。
看護師さんに「起きる準備を」と言われたら、恐る恐るでも早めに体を起こしておいた方が良さそうです。(大体70度が限度)

術後1日目の昼ごはん

文字を見ると吐き気がするほどだったので、この日の貴重なご飯の写真はありません(´・ω・`)

記憶が正しければ
・ポタージュっぽい味のスープ
・オレンジジュース
・椎茸の出し汁のようなもの
・お茶

でした。
1日中水分補給を我慢してたし、絶食だったので、全部飲み切れると思いきや・・・オレンジジュースを飲み切るのがやっとでした。

術後1日目の目標「歩く」を達成

昼ごはん後、一刻も早く違和感のある尿道の管をはずしたくて、頑張って体を起こしたまま過ごしました。

ちなみに歩ければ、血栓予防用の足のマッサージ器のようなものも外されます。
普通にきもちよかったので、あれはそのままにしておいて欲しかったけど、まあいいや(笑)

結果、3回目のトライで数メートル歩くことができ、尿道の管をはずしてもらえました!やった!!

このタイミングで、汗でぐちゃぐちゃになった身体をホットタオルで拭いてもらいました。
良く言われる「おしもの方も看護師さんが拭いてくれる」件ですが、こちらは自分でできる状態なのでありませんでした。

術後1日目夜ご飯

1日目の夜までは流動食です。
一番左は「重湯」。昔これを糊がわりに障子貼ったなぁ( ^ω^)・・・
一緒についてきた柚味噌がいいアクセント。柚子味噌、意外とおいしいです。

右側の青いコップはポカリスエット。上はジョア。
今度は全部ペロリと完食。

長い髪は切っておくべき

ここから体をなるべく動かすようにしていたんですが、想像以上に長い髪が邪魔でした。
何がって、『体を起こそうと頭を上げる→自分の髪の毛が背中の重みで挟まり、頭が持ち上げられない』という自滅現象が起きてるんですよ!!

手術前に髪の毛切ろうかな~なんて思っている程度なら、背中にかからない程度まで切ってしまうほうが吉です。

背中の痛み止め点滴と相性が合わない

手術前に、背中に痛み止めの点滴用の針をさしています。
これは一定時間に決まった量の痛み止めが流れますが、痛ければ自分でプッシュして、量を追加できる優れもの。

しかし私の場合、プッシュすると吐き気に襲われるという、残念な相性の悪さ・・・

早めに飲み薬の痛み止めに切り替えました。
必ずプッシュ式の痛み止めに頼らなくてもいいんですね。

いよいよ明日は、普通のおかゆが食べれるぞ・・・!!

開腹手術の入院から退院まで【入院4日目・術後2日目】に続く

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